Original: 砕月出典: 東方萃夢想原作: 上海アリス幻乐団Vocal: 雪葉咲●●●●●●●○●●○○●○○○円く落とす月の影のびるように続き重ねるだけの季節はうつろう世界あの日口ずさむ詩にまるで導かれて独り佇む君の姿ずっと見つめていたああ交わる眼差しは刹那触れる心をほのかに染ぬて高鳴る胸のその奥に一輪の花咲くか弱きその腕に抱かれて包まれ眠れば君の香に誘われしは御伽の国ゆらゆら夢幻の空とこしえの調べ奏で紡ぐこの詩よ届けと願えど儚くもなお煌びやかに舞い踊るる恋の花いつしか向かう通い路浮かぶ君の笑顔交わす誓いは無くともそこにあるからやがて幾年過ぎ行き二人佇むのは記憶の彼方で輝いた在りし日の通い路ああ想うほど増す愛しさは伝えきれずに戻らないまま何も告げることは出来ず去りし背は遠くへ忘れることのないあの詩を星空を見上げ口ずさむけして実らぬ想いいつかそよ風が舞い上げて散り際の姿は笑う様にひらひらと落ちる花びらは手のひらかざし集ぬようともこぼれては地へと還るか弱きその腕に抱かれて包まれ眠れば君の香に誘われしは御伽の国ゆらゆら夢幻の空思い出す君の香さえきっと風に流され時が消して来た道を覆う夢模様舞い散りゆく恋の花